HOME
リンク
サイトマップ
皆で防ごうインフルエンザ

インフルエンザA型

インフルエンザには型があり、それぞれに特徴があります。大きく分類するとA型、B型、C型に分けられますが、C型の場合は軽度で済む場合が多く、かかっていることに気づかないこともありますので、このサイトでは割愛させていただきます。A型とB型のインフルエンザウイルス粒子の表面にある、ヘマグルニチン(赤血球凝集素)とノイラミニターゼという糖タンパクはそれぞれHA、NAと呼ばれ、インフルエンザA型は変異が大きいために、インフルエンザの種類を多くしている一因にもなっています。

A型インフルエンザの特徴

A型のインフルエンザウイルスは、HAとNAの変異が多く、HAで16種、NAで9種類の大きな変異がこれまでに確認されています。これらの様々な組み合わせで亜種が生まれます。ソ連型(H1N1)や香港型(H3N2)などがそうです。

インフルエンザの中でも最も感染力が強く、一気に広がりを見せて爆発的な大流行を起こすタイプです。豚や馬、鳥にも感染する型で、合併症として、高確率で細菌性の肺炎も併発するので、小さい子供や高齢者では死亡するケースもあります。

症状

A型インフルエンザは大流行しやすい上に、症状が重くなる場合も多く、とてもやっかいな病気です。発熱、咳、喉の痛み、筋肉痛、結膜炎などのほかに、重症になると肺炎や呼吸不全を起こしてしまい、命を落としてしまう場合があります。しかし、インフルエンザにかかった患者の免疫によっても症状は様々で、過去に同じ型のインフルエンザにかかっていれば、免疫ができている場合もあり、重症になりにくくなります。H5N1に感染した少年は、インフルエンザの症状が現れず、お腹をくだして昏睡状態になってしまうなどの症状がありました。

主な種類

A型インフルエンザは変異しやすく、様々な亜型が存在します。その多くは自然に消滅してしまいますが、中には変異してしぶとく生き残る型もあります。A型インフルエンザの種類を簡単に紹介していきましょう。

種類

特徴

H1N1

ソ連型とされるのがH1N1です。かつてスペイン風邪として大流行し、世界中で多くの死亡者を出しました。

H2N2

鳥インフルエンザの大流行の、アジア風邪の原因になった種類です。ワクチンが開発されましたが、多くの死者も出しました。

H3N2

H2N2から進化したタイプで、人間と豚に感染します。かつて大流行し、多くの死者を出した香港風邪の原因になりました。

H5N1

人間だけではなく、多くの動物にインフルエンザを起こします。東南アジアで鳥に局地的流行を起こしており、人間への感染が懸念され、新型インフルエンザとも呼ばれ、世界中でパンデミックを起こす可能性があります。

H7N7

人間や家畜に感染し、数年前、オランダの農場で家畜として飼われている鳥類に大流行しました。さらに、人間89人にも感染し、死者も出ています。

H1N2

人間と豚に感染するインフルエンザです。

H9N2

低病原性トリインフルエンザを起こします。これまで中国と香港で感染が確認されていますが、いずれも回復しています。

H7N2

ニューヨーク、バージニアでそれぞれ感染が確認されましたが、いずれも開腹しています。

H7N3

トリインフルエンザを起こします。ブリティッシュコロンビア州の養鶏場で流行し、人間にも感染しましたが回復しています。

H10N7

エジプトの幼い子供と鶏肉販売業者の感染が確認されています。

スペイン風邪

A型インフルエンザが世界中で猛威をふるい、多くの死者を出したのがスペイン風邪です。情報がスペインから発せられたため、こう呼ばれています。スペイン風邪の発生はアメリカシカゴ附近で、世界中に広まり、感染者6億人、死者4,000万〜1億人と言われています。人類の半分はスペイン風邪にかかった計算になります。日本では、当時の人口が5,500万人に対し、39万人がスペイン風邪で命を落としました。こうして世界的に大流行して、多くの人の命を奪ったA型インフルエンザですが、現在、A型インフルエンザである、新型インフルエンザの世界的大流行が懸念されています。