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皆で防ごうインフルエンザ

検査と治療

インフルエンザの疑いがある場合、医療機関で検査を行わなければいけません。いきなり高熱が出たからといって慌てて病院に駆け込んでも、発熱24時間以内だと、正確にインフルエンザかどうかの結果がでません。仮に陰性の結果が出ても、次の日になっても熱がさがらなければ、再度インフルエンザ検査を受けた方がいいでしょう。1回目で陰性でも、2回目で陽性の結果が出ることも多くあります。

インフルエンザの検査

インフルエンザの検査は、発病してから24時間以内だと、正確な検査・診断が行えません。自分も経験がありますが、発熱して半日で、病院で検査をして陰性で、翌日も熱が下がらないようであれば再検査をと言われ、翌日もインフルエンザの検査を受けたら、今度は陽性反応だったということがあります。特に子供の場合、高熱が出るとすぐに病院につれていきがちですが、検査の感度は低いと考えておきましょう。もちろん自己判断で解熱剤を使うのは絶対にやめましょう。

検査の方法

インフルエンザの検査の方法は3通りあります。多くの医療機関では、検体を採取する際、鼻の奥に綿棒を入れて採取するところがほとんどのようです。

検査の種類

検体採取方法

陽性率

鼻腔拭い液

長い綿棒を鼻の奥に入れ、鼻甲介を何度かこすり、粘膜の表皮を採取します。

80〜85%

咽頭拭い液

長い綿棒を喉の奥に入れ、何度かこすって粘膜の表皮を採取します。

60〜80%

鼻腔吸引液

鼻の奥に吸引チューブを入れ、鼻汁を採取します。

90〜95%

こうして採取された検体を検体処理液に入れて検体を抽出します。検体が抽出された処理液から、反応カセットに液を数滴落とし、15分後に出るラインによって判定されます。判定は、ラインがAとCに出た場合はインフルエンザA型、ラインがBとCに出るとインフルエンザB型、ラインがCのみの場合、陰性となり、Aだけに出た場合は検査が無効となります。この検査結果をふまえて、医師が診断をくだします。

インフルエンザの治療

インフルエンザを発症した場合、できれば48時間以内に治療を開始しましょう。48時間を経過してしまうと、有効な薬も効かなくなってしまいます。抗インフルエンザ薬は、ウィルスの増殖を抑える薬です。ウィルスの数がピークになる48〜72時間以前に薬を飲むことで、ウィルスの数も少なく、インフルエンザの期間を短くすることができるのです。

タミフル

タミフルはインフルエンザA型・B型どちらにも作用する薬です。ただし、B型に対しては効きにくい傾向があります。未成年者が服用することによる異常行動が問題となり、タミフルの副作用ではないかと言われてきましたが、その因果関係はハッキリしていません。現在は処方が制限されています。カプセル状のものと粉状のものがあり、これまではインフルエンザに対して一番使われているくらい需要があった薬ですが、現在では患者側から敬遠される傾向にあります。服用する場合はいたずらに怖がらず、医師の指示に従いましょう。

リレンザ

インフルエンザA型・B型どちらにも有効な抗インフルエンザ薬です。吸入するタイプで、5歳以上の子供にはほとんどリレンザが使われます。パウダー状になっていて、口から吸入します。吸入の仕方は病院で指導してくれますし、上手に吸入できているかどうかのチェックもしてくれますので心配ありません。

シンメトリル

シンメトリルはインフルエンザA型にのみ効果のある抗インフルエンザ薬です。一般的にはあまり使われていないようで、タミフルを使えない年齢で、リレンザが使用できない(上手に吸入できない)場合などに処方されています。

必ず受診を

大人の人だと、恐らくインフルエンザだと思っても自宅で安静にして、病院に行かない人もいるようです。インフルエンザは合併症が怖い病気ですので、必ず病院を受診し、薬を処方してもらいましょう。特に小さな子供や高齢者の場合、様子を見るなどと暢気なことを言わないで、医師の診察を受けるべきです。合併症が出てからでは手遅れになる場合もあります。